代表選考の際に口出ししたことはない
アルゼンチン代表をロシアW杯へ導いたバルセロナFWリオネル・メッシが、以前から「不仲説」などが報じられていたインテルFWマウロ・イカルディについて口を開いた。
3シーズン連続で16ゴール以上あげるなどインテルで常に結果を残すも、A代表デビューを飾った2013年10月以来、アルゼンチン代表から遠ざかっていたイカルディ。新指揮官にホルヘ・サンパオリが就任して以降(今年6月)は代表復帰を果たしたものの、これまで声がかからなかった理由の一つとして挙がっているのが、メッシの存在だ。伊メディアや母国メディアは「不倫問題で世間を騒がせたイカルディを代表に呼んでほしくないとメッシが述べており、代表選出を阻止している」などと報じていた。
しかし、アルゼンチン『Ole』などによると、インタビューに応じたメッシは「僕がイカルディの代表招集を拒んでいると言われてきたけど、どのメンバーが参加するかを決めたことなんてない。今まで言われてきたことは全部嘘だ。代表チームでイカルディと一緒にプレイしたくないと言った覚えはないし、外してくれと言ったこともないよ」とこれまでの噂を完全否定。
さらに「偉大な選手たちが呼ばれているのに、招集されているのはメッシの友人だからという理由だったら失礼だろ。僕が代表の指揮を執れるわけではないから、全部デタラメだ」とも述べている。