リュディガー&ルイスの不調が引き金に
5日に行われたプレミアリーグ第11節で、マンチェスター・ユナイテッドに1-0で勝利したチェルシー。同節終了時点で首位との勝ち点差9とかろうじて優勝戦線に踏みとどまっている同クラブだが、直近の公式戦6試合で9失点を喫していることから、守備のてこ入れの必要性が各メディアで指摘されている。
こうした状況のなか、同クラブが現リヨン所属DFムクタル・ディアカビの獲得を検討していることが、英『THE Sun』で話題に。先月31日に行われたUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第4節(ローマ戦)で致命的なミスを犯すなど、不安定なパフォーマンスが続くDFアントニオ・リュディガーの代役として同選手をリストアップしたことが併せて報じられた。
前述のマンチェスター・ユナイテッド戦でダビド・ルイスがアントニオ・コンテ監督にベンチ外を言い渡されるなど、センターバックの出来や陣容に不安を抱えているチェルシー。リュディガーやルイスの今後のパフォーマンス如何で、同クラブが冬の移籍市場で同ポジションの補強に動く可能性も無きにしも非ずだろう。同クラブの動向も然ることながら、20歳にして屈強な対人守備を武器に名門リヨンのレギュラーとして君臨するディアカビの将来にも注目が集まる。