モラタはフルシーズンを戦えるのか? 離脱したエースに疑問も「これが彼のリスク」

チェルシーのモラタ photo/Getty Images

現在は負傷離脱中

今夏エースのジエゴ・コスタを構想外とし、新たにレアル・マドリードからFWアルバロ・モラタを引き抜いたチェルシーにはいくつか不安な部分もあった。まずモラタがプレミアリーグの環境に適応できるのか。この不安はモラタが序盤戦から得点を積み重ねたために解消されたが、今度は次なる不安が襲ってきている。

英『METRO』によると、現役時代にセルティックなどで活躍し、解説を務めるクリス・サットン氏はモラタがシーズンを通してフル出場を続けられる体の強さを持っているのかと疑問を投げかけている。

現在モラタは負傷離脱しており、チェルシーはその穴を埋め切れていない。同氏はそうした体の強さこそジエゴ・コスタとの違いと捉えているようで、モラタ獲得にはリスクがあったと持論を展開している。
「コスタはこれまで多くの試合に出場してきた。だがモラタのここ3、4年の成績を見ると、彼は先発したゲームが多くない。これが彼を獲得するリスクなんだ。彼がシーズンのうち30試合に出場できるのか?私は確信がないね。控えにはバチュアイがいるが、コンテは彼のことを信頼してないと思う。実際9月のシティ戦ではバチュアイの代わりにアザールをセンターに回しているしね」

ジエゴ・コスタも時折筋肉系の故障を抱えたが、それでも2015-16シーズンは41試合、昨季は42試合に出場している。プレミアはフィジカルバトルの激しい環境だが、モラタにも同様の働きが求められている。

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