不安は最悪の形で的中してしまったのか。今季から新体制で戦っているクリスタル・パレスが厳しい状況に立たされている。
クリスタル・パレスは今夏にフランク・デ・ブールを指揮官に迎えたものの、開幕戦から昇格組のハダーズフィールド・タウンに0-3で完敗、その後もリヴァプールに0-1、スウォンジーに0-2と開幕3連敗を喫してしまった。しかも未だにリーグ戦では得点がなく、最悪と呼ぶにふさわしいスタートだ。
デ・ブールといえば、昨季インテルを指揮していたことでも知られている。しかしそこで全く結果を出せず、わずか85日で解任されている。母国のアヤックスでは成功を収めたものの、国外ではまだ何の成果も出せていないのだ。
デ・ブールを招聘したクリスタル・パレスにもその不安はあったが、その通り開幕から3連敗となってしまった。英『Daily Mail』はクラブとデ・ブールが話し合いの場を持つことになっていると伝えており、いきなりチームは厳しい状況に立たされている。
デ・ブールもインテルでの失敗を取り戻そうとイングランドでの仕事に燃えていたはずだが、インテルと同じ悲劇が起こるのか。