ネイマールの”2億ユーロ”超えの衝撃にボビッチ氏 「普通に勤務している人には理解できない」

PSGに移籍したネイマール photo/Getty Images

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お金の問題に言及

昨夏ユヴェントスからマンチェスター・ユナイテッドにポール・ポグバが1億500万ユーロの移籍金で移籍した時も衝撃が走ったが、今夏はそれをはるかに上回る衝撃があった。バルセロナFWネイマールが史上最高額となる2億2200万ユーロもの額でパリ・サンジェルマンに移籍したのだ。近年は移籍金がどんどん高額になってきていたが、2億ユーロをあっさり超えてしまったのは驚きだ。

もはや1億ユーロ超えなど普通の世界になりつつあり、今ではモナコFWキリアム・ムバッペやドルトムントFWウスマン・デンベレも移籍する場合は1億ユーロを超える額が動くと見られている。こうした高額な金銭の動きについて、フランクフルトのマネージャーを務めるフレディ・ボビッチ氏は適応していかなければならないと述べている。

独『Kicker』によると、同氏はお金の問題について「プロサッカーにおいて給与だったり、お金に関する道徳的な議論は常に存在してきた。別に盗まれたものではない。お金はそこにあることを忘れてはならない。2億2000万ユーロは普通のファンや勤務している人には理解するのがほとんど不可能だ。しかし我々は現実を認識して適応する必要があるね」と語っており、ネイマールに限らず以前からお金に関する議論があったと主張している。
サッカー界もこの金額を受け入れる必要があるのだろう。この移籍金の高騰がどこまで続くかは不明だが、ネイマールが移籍した今夏に1つの壁が突破されたのは間違いない。

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