マインツ・武藤は”スーパーエース”になれるか 独メディアはスタメン最右翼と期待

前線の顔ぶれは大きく変化

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マインツでプレイする武藤 photo/Getty Images

マインツに所属するFW武藤嘉紀はチームの絶対的なエースになれるだろうか。今夏はFWジョン・コルドバがアントニー・モデストの穴め候補としてケルンに引き抜かれ、ボージャン・クルキッチも退団。マインツは来季へ向けて新たに攻撃の形を作っていかなければならなくなった。

すでにマインツも補強に動いており、アヤックスから23歳のFWヴィクトル・フィッシャー、さらにコルドバと同じ大型FWとしてオサスナからボスニア・ヘツェゴビナ代表ケナン・コドロの獲得を発表している。この2人は武藤にとって前線のポジションを争うライバルとなるだろう。

しかし独『90min』は2016-17シーズンの終盤に見せた武藤のパフォーマンスを評価しており、最前線のスタメン候補最右翼と伝えている。武藤は33節のフランクフルト戦でチームの1部残留を確実にする逆転弾を決めており、その勝負強さは大きな魅力だ。武藤には来季からチームを引っ張るエースとしての働きが求められる。
今や日本代表不動のエースになっているケルンの大迫勇也は2016-17シーズンに7得点を記録しているが、武藤も負傷やベンチ降格など苦しい時を経験しながらも5得点を挙げている。得点感覚は確かで、シーズンを通して万全の状態を保つことができれば二桁得点だって狙える能力は持っていはずだ。ロシアワールドカップを目指す日本代表にとっても武藤は必要な選手のはずだが、大迫に続いてブンデスリーガで絶対的なエースの座を築けるか。

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