アーセナルが当初ティエリ・アンリ2世として狙っていたのはモナコ所属のフランス代表FWキリアム・ムバッペだったかもしれない。しかしリヨンから獲得した同じフランス人FWアレクサンドル・ラカゼットも十分アンリ2世になれる素質を持った選手だ。ムバッペほど強烈なインパクトはないかもしれないが、リーグ・アンで3シーズン続けて20得点以上挙げてきた得点力は見事だ。
ラカゼット本人もフランスを代表するレジェンドであるアンリ氏と同じような存在になることを望んでいる。クラブの公式サイトによると、ラカゼットはアンリのことをずっと見てきたと語り、同じようにアーセナルのサポーターを喜ばせたいと意気込んでいる。
「僕は常に彼のファンだったし、もちろん彼のキャリアを見てきた。彼は僕にとって大きなモデルでもあるんだ。彼がこのクラブで成し遂げたことは特別なものだ。僕もアーセナルで自分自身の物語を描きたいし、ティエリがやったようにサポーターをハッピーにさせたいね」
ラカゼットが本来の能力を発揮すればプレミアリーグの舞台でもそれなりに得点を稼ぎ出せるはずだが、アンリ氏と同じような成功がラカゼットに待っているだろうか。