これまでレアル・マドリードは信じられないほどの金額をかけてスター選手を獲得してきたが、現在話題となっているのはモナコの18歳FWキリアム・ムバッペだ。今夏に移籍しないとしても、将来的にレアルがムバッペを獲得する可能性は十分に考えられる。
問題は、レアルが誇るBBCだ。カリム・ベンゼマ、ガレス・ベイル、クリスティアーノ・ロナウドの3人で構成される3トップは近年のレアルを象徴するユニットで、ムバッペでもこの中に割って入るのは困難だ。しかし、すでにサポーターはBBCの1人に愛想をつかしているのかもしれない。その1人とは、何度も怪我をして2016-17シーズンに満足な働きができなかったベイルだ。
スペイン『as』のアンケートでは、レアルサポーターの75%がベイルを売却してムバッペを獲得するアイディアに賛成しており、ウェールズ代表のエースは厳しい状況に立たされている。2016-17シーズンの働きを考えると、今後もロナウドがチームに残るのであればベイルがムバッペのために外されることになるのだろう。
来季はベイルにとって勝負の1年となるが、ウェールズ代表をEURO2016ベスト4に導いた時のようなパフォーマンスを見せることができるのか。2016-17シーズンのような結果に終われば、BBCはあっさり解体されてMBCのユニットが完成することになるかもしれない。