両足タックルはやめろ! レッドカード続きのアーセナルMFにOBが警告「退場続けるようなら……」

不用意に飛び込むシーン目立つ

今季開幕前、アーセナルがボルシアMGから獲得したスイス代表MFグラニト・シャカの評価は高かった。ややパワー不足だったアーセナルの中盤にはピッタリの人材で、パトリック・ビエラ氏のような働きが期待されていたのだ。しかし、シャカは不用意なタックルが多いという問題を抱えている。22日のバーンリー戦では相手選手に両足タックルを浴びせてしまい、一発退場の処分を受けた。これでシャカは今季2枚目のレッドカードとなり、少々雑な守備が目立つ。

これに苦言を呈しているのが、かつてアーセナルで活躍したDFマーティン・キーオン氏だ。英『Daily Mail』によると、同氏はシャカのタックルが上手くないことはもちろん、ボールをすぐに奪い返そうと急ぐ癖を直さなければアーセナルでのキャリアは短いもので終わってしまうと警告を発している。

「両足でタックルにいけば退場になるよ。彼は相手選手にタックルする前にどうやって攻撃を遅らせるかを1対1の練習で学ぶべきだね。怠けた要素を持つ選手もいる。20~30ヤード走るより、すぐボールにチャレンジに行った方が楽だからね。彼はすぐボールを奪い返そうとする癖をやめる必要がある。もし退場を続けるようなら、アーセナルでのキャリアは短くなるだろうね」
しかもバーンリー戦は1点をリードしている状況で、それほど強引にボールを奪い返しにいくようなシチュエーションでもなかった。すぐにボールを奪い返せれば理想的だが、プロの世界では相手もそう簡単にはボールを取られない。そこを強引にチャレンジしてしまうと、今回のような事態にもなる。キーオン氏は守備のやり方を学ぶべきと主張しているが、シャカは守備を学んでビエラ氏のようなプレイヤーへと成長を遂げられるか。

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