レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、2016年、UEFA欧州最優秀選手賞、バロンドール(世界最優秀選手賞)、そして「ザ・ベストFIFAフットボールアウォーズ」で年間最優秀選手賞を受賞して個人“3冠”を達成した。だが今シーズン得点を伸ばせず、数字だけで見るとレアル・マドリード加入後、史上最悪の得点ペースだとスペイン紙で話題となっている。
クリスティアーノ・ロナウドは今シーズン、公式戦24試合で19ゴールを記録し1試合平均で0.79ゴールしか決めていないことになるとスペイン『MUNDO DEPORTIVO』が伝えた。これまで7シーズンでの最高は2014-15シーズンで平均1.16点。加入初年度は平均0.94点でその後は常に平均1点以上をマークしていたが、加入2年目以降では今シーズン初めて平均1点を下回った。
ロナウドはEURO2016の決勝で左ひざを負傷したことから、UEFAスーパーカップと序盤の2試合を欠場し開幕に出遅れた。その後も万全のコンディションとは言えない状況が続いており、ロナウドにとって史上最悪の序盤戦となってしまったようだ。