マンCのレベルはスペインで言う”ビジャレアル”!? 「プレミアリーグの第2集団のよう」との意見も

国内最強のクラブではない

ジョゼップ・グアルディオラがマンチェスター・シティの指揮官に就任すると発表された時、多くのサポーターはタイトル獲得を夢見たはずだ。国内リーグはもちろん、あわよくばチャンピオンズリーグも制してほしいと期待したはず。しかし、現在リーグ戦では首位チェルシーと勝ち点差10がつくなど苦戦気味だ。

これについてスペイン人記者のルー・マルティン氏は、マンCへの認識を改める必要があると主張している。スペイン『Cadena Ser』によると、同氏はマンCがバルセロナやバイエルンと違って国内最大級のクラブではないと語り、イングランドの中では第2集団との見方を示している。

「現在彼がマンCでやっているチャレンジは、リーガで言うところのビジャレアルのようなものだ。最強のクラブの1つではない。これは私の意見ではなく、グアルディオラの考えを伝えている。彼らはプレミアリーグで第2集団のような存在なんだ。イングランドのビッグクラブというのはチェルシー、マンチェスター・ユナイテッドらのことだ。グアルディオラのチームは強力だが、最も強いわけではない。彼はイングランドでスモールチームを率いている。我々はマンCがイングランド最高のチームではないことに気付くべきだ」
マンCは2011-12シーズン、2013-14シーズンとプレミアリーグを制しており、近年の補強で選手層も豪華だ。しかし、まだ第2集団の中にいるチームだと捉えるべきなのだろうか。同氏が例えたビジャレアルは現在リーガ・エスパニョーラでマンCと同じ4位につけており、首位のレアル・マドリードとは勝ち点差が9離れている。レアルの方が消化試合数が1試合少ないが、ビジャレアルの状況は今のマンCとよく似ている。

サポーターはグアルディオラにプレミアリーグ独走を期待していたかもしれないが、その期待は大きすぎたか。

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