先日のクリスタル・パレス戦で世界を驚かせるスコーピオンキックからゴールを決め、3日のボーンマス戦では後半ロスタイムに頭で同点ゴールを記録するなど、アーセナルFWオリヴィエ・ジルーは絶好調だ。
ボーンマス戦で得点を決めた際には同点に追いついただけなのに喜びすぎだとも指摘されてしまったが、今のアーセナルで最も得点を期待できる選手なのは間違いない。アレクシス・サンチェスの勢いが少し衰えてきた中、ジルーが好調なのは大きい。
しかも、現在ジルーは欧州五大リーグで最も効果的に得点に絡んでいる選手でもある。英『METRO』によると、現在ジルーは49分に1得点のペースでゴール、あるいはアシストを決めている。これは現在トップの数字となっており、モナコのガブリエル・ボスキリアが記録する56分、ラダメル・ファルカオの59分、マンチェスター・シティのケレチ・イヘアナチョの63分を上回っている。
アーセナルはボーンマス戦でも引き分けてしまい、タイトル争いに向けて黄信号が灯っている。好調のジルーはこの重苦しい展開を変えるだけの力があるはずだが、得点力を武器にチームを引っ張っていけるか。