北海道コンサドーレ札幌は29日、インドネシア代表MFイルファンとの契約が満了を迎え、更新しないことを発表した。
オランダでのプレイ経験を持つ現在28歳のイルファンは、2014年に来日。ヴァンフォーレ甲府へ加入し、インドネシア国籍の選手としては初のJリーガーとなった。しかし、リーグ戦での出場がないまま2015年に札幌へ移籍。同年5月3日に行われたジュビロ磐田戦でJリーグデビューを果たしたが、2年間でリーグ通算7試合の出場にとどまっており、今季限りでの退団が決まった。
イルファンはクラブの公式サイトを通じて「2年間を過ごしたクラブを離れることになり、非常に悲しいです。最高の仲間と素晴らしいサポーターに囲まれ、良い日々を過ごす事ができました。個人としてはプレイ時間も限られたシーズンでしたが、常に全力でプレイをしてきましたし、昇格と優勝という形でシーズンを終わる事ができて良かったです。札幌で過ごした日々、選手やスタッフ、サポーターに感謝しています。いつかまた、皆さんに会えるのを楽しみにしています。ありがとうございました」と感謝の意を述べた。
インドネシアで絶大な人気を誇り、Twitterのフォロワー数が400万人を超えることから“Twitter王子”との愛称で親しまれたイルファン。新天地として日本国内のクラブを探すのか。それとも国外のクラブを探すのか。今後の動向に注目が集まる。