オカザキはまた”別人”になってしまうんじゃ…… レスター地元紙が代表選手たちの疲労を不安視

代表戦に多くの選手が招集

昨季奇跡のプレミアリーグ制覇を果たしたレスター・シティは、今や代表戦でも注目を集める立場となった。イングランド代表には当たり前のようにFWジェイミー・バーディが招集され、他にもアルジェリア代表にイスラム・スリマニ、リヤド・マフレズ、ナイジェリア代表にアーメド・ムサ、ガーナ代表にはジェフリー・シュラップ、ダニエル・アマーティも招集されている。

そこで気になるのは、やはり選手の疲労だ。レスターは19日にアウェイでワトフォードと対戦することになっているが、代表招集を受けていた選手たちには当然疲労が残っている。試合への準備時間も削られることになり、指揮官クラウディオ・ラニエリも「80%の選手を代表に取られるのはもちろん難しい。だけど努力しないとね」とコメントしており、選手の疲労を心配している。

地元紙『Leicester Mercury』も、世界中に散らばるレスターの選手たちと題して今回代表に招集されている選手を特集している。中でも同メディアが気にしているのは、欧州から遠く離れた日本へ向かうFW岡崎慎司だ。岡崎は11日のオマーン代表、15日のサウジアラビア代表戦に向けた日本代表メンバーに当然選ばれており、少なくともどちらか1試合は出場するだろう。
同メディアは10月の代表招集から戻ってきた岡崎がリカバリーに苦労したことを振り返っており、欧州から離れたエリアに大移動する岡崎の状態を不安視している。ラニエリも10月の代表戦から岡崎が戻ってきた際には、「岡崎は代表戦後に別人になる」とコメントし、ベンチから外している。

現在岡崎がレスターにとって重要な役割を担っていることを考えると、前回と同じようなことになるのは避けたいのが本音だろう。レスターは19日のワトフォード戦の3日後にチャンピオンズリーグのクラブ・ブルージュ戦も控えており、まるでビッグクラブのような過密日程だ。

ラニエリはこれを上手く乗り越えられるのか、そして岡崎はどのような状態で日本から戻ってくるのか。レスターサポーターにとっては不安なインターナショナルウィークとなりそうだ。

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