レアルはBBC不在時の方が良い戦いをしてる ”不在時の勝率81%”でもBBCを維持すべきなのか

今季も先発した試合で3つの引き分け

今季も先発した試合で3つの引き分け

なかなか結果が出ない今季のBBC photo/Getty Images

現在4試合連続でドローと悪い流れが続いているレアル・マドリードでは、ガレス・ベイル、カリム・ベンゼマ、クリスティアーノ・ロナウドの3人で構成されるBBCの貢献度が疑問視されている。この3人は現在のレアルを象徴する選手たちだが、彼ら3人が揃って先発した試合の成績はそれほどよくない。

スペイン『MARCA』によると、ジネディーヌ・ジダンが指揮官に就任して以降BBCが揃って先発した試合は14ある。その成績は10勝3分1敗となっており、勝率は67%だ。一方、BBCが揃って先発しなかった試合は22もある。その成績は17勝4分1敗となっており、勝率は81%まで上昇する。

今季はここまでチャンピオンズリーグも含めて5勝4分となっているが、そのうち3つの引き分けにはBBCが揃って先発している。本来であれば彼らの攻撃力で相手をねじ伏せてほしいところだが、意外に勝ち切れない試合が続いてしまっている。
負傷明けで仕方がない部分もあるが、ロナウドは未だリーグ戦では1得点のみ。また、先日のエイバル戦ではベンゼマがほとんどボールに絡んでいなかったと批判の対象になっている。一部のサポーターからはアルバロ・モラタの先発を望む声もあり、BBCがその真価を発揮できていない。

現在はアンカーのカゼミーロが負傷していることもあり、守備面も不安定だ。BBCの3枚はその圧倒的な攻撃力で守備の仕事を免除されてきたようなところがあるが、失点が続いていることを考えるとBBCの1枚を下げて守備にも走ってくれる選手を入れるのも1つの手だ。

同メディアもBBCの出来を不安視しているが、ここから本当の能力を発揮してチームを勝利に導いてくれるか。

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