7日、セリエAのローマは主将のフランチェスコ・トッティとの契約を2017年6月末まで、1年間延長することを発表した。そして、トッティは来季でプロサッカー選手としての人生にピリオドを打ち、同クラブのテクニカルディレクターに就任するようだ。
契約書にサイン後、公式サイト『asroma.com』のインタビュー応じたトッティは次のように述べている。
「僕はこの契約を本当に望んでいたんだけど、夢が実現したよ。僕はローマのユニフォームだけを着て引退することをずっと願ってきたんだよね。今はとても気分が良いよ。選手として来季を過ごしたあと、僕にはディレクターとしての6年間が待っている。僕はテクニカルディレクターのような役割をこれまで会長やクラブに求めてきたんだ。彼らはそれに合意してくれた。本当に感謝しているよ」
これまで金銭面以外の部分でローマとの交渉が難航していると明かしていたトッティだが、引退後の自身の役割について同クラブと話し合っていたようだ。ローマの王子は引退後もローマのシンボルであり続ける。