日本代表MF清武弘嗣が7日に開催されたボスニア・ヘルツェゴビナ代表戦を振り返った。
日本代表はMF香川真司やMF本田圭佑がケガで欠場した影響もありトップ下で先発出場を果たした清武は同試合、15分にバー直撃のシュートを放つと、28分にはFW宇佐美貴史のパスに左足で合わせて先制点を記録する。しかし日本代表は直後の29分に同点弾を許すと、後半にも失点を喫して1点のビハインドを負う。最後までピッチに立った清武は試合終了間際にボックス内からシュートを放つも、枠を捉えきれず。試合は1-2のままタイムアップの笛を迎え、日本代表はキリンカップ準優勝となった。
試合後、清武は「前半にもう1点獲れるチャンスに獲れず、悔しいです」とコメント。香川と本田の両エース不在での敗戦に「こういうところで結果を出さなければ意味がありません」と語った。同選手のコメントを日本サッカー協会公式サイトが伝えている。
また清武は試合を振り返り、「守備がはまらない時間が多くありました。前後半で両サイドをうまく使えればよかったんですが、後半は攻めが単調で、パスを繋ぎ過ぎたところで取られてカウンターという場面が多くありました。残念な気持ちでいっぱいです」と話している。ブンデスリーガでは降格を喫したクラブで輝きを放った清武だが、日本代表として挑んだ“15-16シーズンラストマッチ”もホロ苦い結果となってしまった。