モウリーニョは若手を育てられないのか マンUサポーターの不安を払拭するチェルシーでのデータとは

スター選手に頼るだけではない?

スター選手に頼るだけではない?

チェルシー第一次政権でのモウリーニョphoto/Getty Images

ルイ・ファン・ハールに代わってマンチェスター・ユナイテッドの指揮官に就任したジョゼ・モウリーニョは、これまで複数のタイトルを獲得してきた名将だ。しかし、唯一懸念されているのが若手選手の成長をアシストしてくれるかどうかだ。モウリーニョには世界的に名の通ったビッグネームを好んで起用するとのイメージが根付いており、せっかくファン・ハールが育てたユース出身選手らが居場所を失ってしまうのではとの意見もある。

しかし、英『METRO』はモウリーニョがスター選手だけに頼ってきたわけではないと主張する。同メディアは、モウリーニョが初めてチェルシーを率いてリーグ制覇を達成した2004-05シーズンのチームが若い選手を中心に構成されていたことを指摘。今でこそ大ベテランとなったが、当時はジョン・テリー、チアゴが23歳、ペトル・チェフ、ジョー・コールも22歳、アリエン・ロッベンに至っては20歳だった。

当時のチームの平均年齢は24・3歳となっており、これはリーグ戦連覇を達成した1995-96、1996-97シーズンのマンUよりも若い。当時のマンUは平均年齢が25歳を超えており、同メディアはモウリーニョが若手選手を育てることも苦手としていないと伝えている。
マンUが今夏即戦力の確保に動くのは確実だが、だからといってマーカス・ラッシュフォードやジェシー・リンガードらが居場所を失うと確定したわけではない。当時のモウリーニョは若手選手中心のチームで優勝を果たしたが、何より結果が求められるマンUでのミッションでも若手を使ってくるだろうか。

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