今からでもわかる! MLS観戦ガイド

東西に分かれて戦う特殊なレギュレーション

東西に分かれて戦う特殊なレギュレーション

日本人初のドラフト1位指名で注目の遠藤は、ダラス戦で初ゴール photo/Getty Images

3月6日に開幕したMLSことメジャーリーグサッカー。いよいよここ日本でも放送が始まる。ビジャやカカー、遠藤翼らの活躍を気軽に見られるようになるのは、サッカーファンにとってこのうえない朗報。現在は各クラブが10~13試合をすでに戦っている状況だ。

まずはその変則的なレギュレーションをおさらいしておこう。「MLS」ことメジャーリーグサッカーは、1996年に始まったアメリカ17クラブ、カナダ3クラブの北米の計20のクラブがイースタン、ウェスタンの2つのカンファレンス(グループ)分かれて戦う。3月に開幕し、10月に優勝が決まるリーグだ。レギュラーシーズンは、同一カンファレンス同士はホーム&アウェイの総当たり戦で18試合、別のカンファレンスとは1回総当たりの10試合、さらにホームが距離的に近い別カンファレンスの6チームとはさらにもう1回総当たりで6試合。計34試合が行われる。

そして各カンファレンスの上位6チームずつが、年間タイトルのかかったトーナメント戦である「MLSカップ」に挑む。MLSカップは各カンファレンスに分かれて行われ、1位と2位は準決勝から、3~6位(3位対6位、4位対5位)は1回戦で当たる。1回戦はノックアウト方式で、準決勝と決勝はホーム&アウェー方式だ。そして各地区の勝者が中立地で1試合の決勝戦を行って年間王者が決まる。昨年はポートランド・ティンバーズが初優勝した。
ちなみにレギュラーシーズンでもっとも上位(=勝点が多い)チームには、「サポーターズ・シールド」という賞が与えられる。また、各カンファレンス1位は北中米カリブ海クラブ王者を決めるCONCACAFチャンピオンズリーグへの出場権が得られる。

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