イタリアの名将はグアルディオラのスタイルが大嫌い! 「ティキ・タカを見てると眠りに落ちてしまう」

ポゼッションにこだわるスタイルを嫌う

ポゼッションにこだわるスタイルを嫌う

ティキ・タカを好まないトラパットーニ氏photo/Getty Images

チャンピオンズリーグ準決勝で激突したアトレティコ・マドリードとバイエルンは全く異なるスタイルを持つチームだ。アトレティコは堅守を武器に戦い、ポゼッション率が低くても我慢強い戦いで相手を攻略してきた。それに対してバイエルンはポゼッションを重視し、ボールを支配することでゲームの流れを作るチームだ。

ここ数年はバイエルンを指揮するジョゼップ・グアルディオラのポゼッションサッカーが大きな賞賛を集めてきたが、かつてバイエルンでも指揮を執ったジョバンニ・トラパットーニ氏はバルサやスペイン代表が見せるティキ・タカを好んでいない。スペイン『as』によると、同氏はポゼッションサッカーを見ていると眠たくなってくると語り、シメオネのスタイルの方が好きだとアトレティコ支持を表明した。

「いくつかのチームは、シュートも打たずに30分くらいボールを持っているんだ。私はいつも眠りに落ちてしまうよ。私がバイエルンを率いていたときはもっと積極的なスタイルで上手くやっていた。私とシメオネのスタイルは似たところがあると思う。彼の戦術は実にストレートで、ティキ・タカなんかよりも激しさがあるんだ」
バイエルンは本拠地で戦う2ndレグではさらにポゼッション率を高めてくるはずで、アトレティコは守る時間が増えるだろう。これは同氏が最も嫌う流れだが、アトレティコはボールを奪ったあとのスピード感ある攻撃でトラパットーニ氏を楽しませることができるか。

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