現10番本田の前では元10番の価値はない ボアテング「いつもは主役だったけど……」

本田がいればボアテングに出番は回ってこない

本田がいればボアテングに出番は回ってこない

現在10番を背負う本田photo/Getty Images

ミランのサポーターはまだケヴィン・プリンス・ボアテングの存在を覚えているだろうか。ボアテングはかつてミランの10番を背負った選手で、今冬に復帰。サポーターの中には当時のダイナミックな動きを期待していた者もいるだろう。しかし、今ではほとんど試合に出場することができていない。

『Bleacher Report』によると、ボアテングの1試合平均のチャンスメイク数は今冬にジェノアへローンで放出されたMFスソよりも少ないという。かつてミランで担当していたトップ下が存在しないのは不運だが、同メディアはジャコモ・ボナベントゥーラと本田圭佑がいる限り出番は回ってこないと厳しい評価を下している。

ボアテング本人も昔と今の状況が違うことに戸惑いを感じているようで、「今は少し違う役割となっている。僕はいつも主役で、スタメンだった。個人的には苦しい時期だけど、何よりも重要なのはチームだよね」と語っており、現在10番を背負っている本田に主役の座を奪われている。
ただし、ボアテングにもまだ復活のチャンスはある。指揮官 がシニシャ・ミハイロビッチからクリスティアン・ブロッキに代わったからだ。同メディアもボアテングに2度目のチャンスが訪れるはずと予想しており、もう1度スタメン争いが起こるだろう。復帰してすぐのフィオレンティーナ戦では得点を決めるなど結果を残していたが、元10番は現10番から主役の座を奪い返せるか。

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