6日のヴェローナ戦で見事なフリーキックを決めたユヴェントスFWパウロ・ディバラは、これでリーグ戦9ゴール目となった。開幕当初はアルバロ・モラタ、マリオ・マンジュキッチに次ぐ3番手かと思われたが、今ではユヴェントスの攻撃を引っ張るキーマンとなっている。さらにディバラは昨夏にチームを離れたカルロス・テベスの穴を埋める存在となり、開幕直後の得点力不足も解消されている。しかも、比較はテベスにとどまらない。
伊『ガゼッタ・デロ・スポルト』によると、今季のディバラは得点のすべてを左足で決めており、同じアルゼンチン代表の英雄リオネル・メッシと比較され始めているのだ。しかも得点パターンが豊富で、PK、フリーキック、リフティングで遊んでからのシュートなどサポーターを沸かせる美しい得点が多いこともディバラの特長だろう。
伊『トゥットスポルト』によると、ディバラはユヴェントスに成功を掴むためにやってきたと語り、昨夏まで所属していたテベスを超えると意気込んでいる。
「僕たちアルゼンチンの子供は生まれた頃からボールの扱い方を教えられる。だから僕も前を向いてボールを持つことに苦労しないんだ。僕はユヴェントスにとって重要な存在になるためにきたし、すべてのゲームに出たいと思っているよ。これは大きな挑戦なんだ。それに、テベス以上の存在にならないといけないからね」
ユヴェントスでゴールを量産するディバラはメッシ2世なのか。同メディアはその答えがチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦のバイエルン戦で分かるだろうと若武者の爆発に期待している。