浅野はドイツで伸びているのか アコロ、ドニス、ブレカロら若手ライバルFWが躍動

シュツットガルトでプレイする浅野 photo/Getty Images

独紙は停滞気味と評価

FW浅野拓磨はヴァイッド・ハリルホジッチ監督率いる日本代表でも継続的に召集されるようになったが、2018ロシアワールドカップのメンバーに入れるかはまだ分からない。

日本代表戦では8月のオーストラリア代表戦で貴重な先制点を記録するなど、右サイドのスピードスターとして結果を出し始めている。しかし、所属するシュツットガルトでは思うような結果を残せていない。今季からブンデスリーガ1部で戦うシュツットガルトには浅野の他にも若手アタッカーが揃っており、23歳のカルロス・マネ、22歳のチャドラック・アコロ、21歳のアナスタシオ・ドニス、19歳のヨシップ・ブレカロと魅力的な選手が多くいる。まず浅野はここで競争に打ち勝っていかなければならない。

独『Stuttgarter Zeitung』は若手の成長が重要なポイントと主張しているが、今季未だ無得点の浅野についてはやや伸び悩んでいるとの評価を受けている。今節のケルン戦ではドニス、アコロの2人が得点を決めて勝利を収めており、浅野のライバルはしっかりと結果を出している。
2人とも今夏チームに加わった選手で、特にアコロはここまでチームトップとなる3得点を記録している。このままでは浅野の出場機会がさらに減ってしまうかもしれない。代表でポジションを確保するにはクラブで継続的に結果を出しておく必要があるが、浅野はブンデスリーガの地でハリルホジッチ監督を納得させる結果を出せるのか。ジャガーもまだまだ安泰ではない。

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