ラーム、シュバインシュタイガーの後継者? レーヴも称賛の22歳”カリスマMF”が将来の主将候補

すっかりドイツ代表に定着

すっかりドイツ代表に定着

ドイツ代表のキミッヒ photo/Getty Images

2014ブラジルワールドカップを制したドイツ代表にはフィリップ・ラーム、バスティアン・シュバインシュタイガーなど、チームを束ねるリーダーシップと確かな実力を兼ね備えた頼れる選手がいた。彼らはプレイで貢献するだけでなく、メンタル部分でもチームの柱と呼べる存在だった。

現在は2人とも代表を離れているが、後継者的存在が生まれつつある。まだ若いが、バイエルン所属の22歳MFジョシュア・キミッヒにはその素質があるのではないだろうか。キミッヒはドイツ代表でも主力の1人となっており、昨年はEURO2016も経験。現在はコンフェデレーションズカップに出場している。

独『TZ』によると、代表監督を務めるヨアヒム・レーヴもキミッヒの能力を高く評価している。レーヴは「彼は昨年の初めてのEUROの時からパフォーマンス、仕草など私を納得させるものがあった。最初のトレーニングから彼はポジションを勝ち取りたいとの姿勢を見せていた」とコメントしており、プレイだけでなくキミッヒのメンタル部分も評価している。
また、キミッヒはバイエルンでジョゼップ・グアルディオラの指導を受けたこともあって複数のポジションをこなすことができる。中盤、さらには右サイドバック、センターバックまで任されることがあり、こうしたユーティリティ性のある選手は代表チームでは貴重だ。レーヴも複数のポジションをこなせる点を高く評価しており、22歳の選手とは思えないほどキミッヒは頼りになる。

まだラームやシュバインシュタイガーのような存在と比較すると経験値が不足しているが、将来は代表を束ねる主将として引っ張っていく存在になれる素質を秘めている。ドイツでは実力ある若手選手が複数出てきているが、リーダーシップを持ったカリスマ的選手も生まれている。

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