大爆発の久保裕也、リーグ・アン最高の右SB酒井、鉄壁の吉田、英紙選出”アジア人選手ベスト50″!

日本人選手も数多く選出

日本人選手も数多く選出

ヘントで大暴れの久保 photo/Getty Images

近年はアジアの選手が海外のリーグで活躍することも特別珍しいことではなくなり、日本や韓国の選手の中には欧州五大リーグのクラブで主役級の働きを見せている者も多い。では、今季アジア人選手で最も活躍したのは誰なのか。

英『FourFourTwo』は独自にアジア人選手ランキングを作成しており、今回トップ50を発表。日本人選手は合計で9人選ばれている。

まず1人目は43位で川崎フロンターレMF中村憲剛だ。中村は昨年のJリーグMVPに輝いたことが高い評価を得ており、ベテランながら日本を代表する選手として称賛されている。その中村の1つ上の42位がケルンFW大迫勇也だ。今季の活躍を見るともう少し順位が上でもいように思えるが、ブンデスリーガで月間MVPなどを獲得したことなどが取り上げられている。
その次は大きく飛んで23位にマルセイユDF酒井宏樹だ。酒井はシーズンを通して右サイドバックのポジションを任され、フランス国内でも高い評価を受けている。同メディアもリーグ・アン最高の右サイドバックの1人と伝えており、なぜハノーファーが簡単に手放したのかとクオリティを絶賛している。

ブンデスリーガ勢も忘れてはならない。19位はドルトムントMF香川真司、17位にはフランクフルトで様々な役割を担ったMF長谷部誠の2人が選ばれている。香川は以前から実力が評価されていたこともあり、選出は当然と言える。一方で同メディアは複数のポジションを器用にこなし、リーダーシップも発揮した長谷部のことを高く評価している。今季のフランクフルトを象徴する選手だったのは間違いない。

16位にはサウサンプトンの柱になったDF吉田麻也だ。こちらはもはや説明不要で、今季は海外でプレイするアジア人選手の中でも最も安定感あるシーズンを過ごした選手の1人と言えるはずだ。

13位はヘントで大爆発したFW久保裕也だ。その得点力は驚異のレベルにあり、同メディアは来年はこのランキングでトップ5に入ってくるはずと評価しており、今後の活躍が期待されている。

ここからはトップ10だ。6位にはヘルタ・ベルリンFW原口元気が選ばれた。クラブではそれほど得点に絡めなかったが、日本代表ではワールドカップアジア最終予選で4試合連続得点を記録。ここが高く評価されたようだ。3位にはレスター・シティFW岡崎慎司だ。昨季に比べるとややインパクトが薄いかもしれないが、今季も献身性を武器にチームに貢献。昨季と変わらずよく走る選手として評価されているようだ。

日本人選手はこの9人となり、2位にはトッテナムFWソン・フンミン、1位にUAEが誇る天才オマル・アブドゥルラフマンが選ばれている。今季の活躍を考えると圧倒的にソン・フンミンが1位でもおかしくないが、昨年アジア最優秀選手賞に選ばれたアブドゥルラフマンが1位になっている。

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