ダイブすべきだろ…… ウォーカーに押されたスターリングにヤヤ・トゥレ「彼は正直すぎた」

トッテナムと2-2で引き分ける

21日に行われたマンチェスター・シティとトッテナムの上位対決は、マンCが2点のリードを守りきることができず2-2の引き分けに終わった。マンCとしてはリードを守れなかったことは残念だが、それ以上にフラストレーションが溜まっているのは主審の判定だ。

問題となったのは、後半30分のシーンだ。マンCのラヒーム・スターリングがGKと1対1のチャンスを迎えたのだが、後方から追いかけてきたトッテナムDFカイル・ウォーカーが右手でスターリングの背中を押したのだ。スターリングはそのままシュートを放ったが、力のないボールはGKにあっさり止められてしまった。

当然マンC側はPKを主張したが、主審はこれをPKとは認めなかった。では、仮にスターリングがシュートを打たずにそのまま倒れ込んでいたらどうなっただろうか。恐らく主審は高い確率でPKを指示し、後ろから決定機を潰したウォーカーには一発退場の判断が下されたかもしれない。
英『Daily Mail』によると、マンCのヤヤ・トゥレもスターリングが倒れるべきだったと感じている。ヤヤ・トゥレはこのシーンについて、「もし彼が転んでいれば、みんなはダイブだと言っただろう。もし私のような経験があれば、あの状況ではダイブしただろうし、恐らくしないといけない。彼は正直すぎたんだ」とコメントしており、時にはダイブも必要との見方をしている。

スターリングはペナルティエリア内でも積極的に倒れるタイプの選手なのだが、ウォーカーに押されたのは不意打ちだったのか、それとも倒れるよりシュートを決めた方が早いと感じたのか、実にもったいないプレイになってしまった。

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