1番後ろのエースストライカー! 得点量産のS・ラモスにスペイン紙「ベンゼマの得点の2倍の価値あり」

異常なまでの勝負強さ

試合終了間際にセルヒオ・ラモスが空中戦で競り勝ってズドン。今季のレアル・マドリードの試合でこの景色を何度見たことだろうか。センターバックのラモスはリーグ戦だけで6得点を決めており、最後方に位置する恐怖の点取り屋になっている。

そして何より素晴らしいのは、そのほとんどがチームを救うゴールだったことだ。第5節のビジャレアル戦では同点弾を決めて1-1の引き分けに持ち込み、第14節のバルセロナ戦でも後半ロスタイムに同点弾を決めて1-1の引き分けに。第15節のデポルティーボ戦では後半ロスタイムの得点で3-2の勝利に導き、先日のマラガ戦では2得点を決めて2-1の勝利に大きく貢献した。スペイン『as』は「ラモスがいなければ勝ち点7は落としていた」と伝えており、エースストライカーのようにチームを救うDFを称賛している。

一方で比較対象にされたのがFWカリム・ベンゼマだ。ベンゼマはここまでリーグ戦で5得点とラモスより少なく、同メディアは試合の行方を左右したのは2-2で引き分けたラス・パルマス戦の先制点と、2-1で勝利したアスレティック・ビルバオ戦の先制点くらいと伝えており、ラモスに比べて価値の低いゴールが多いと厳しい。
実際ベンゼマの得点は大勝した試合での追加点などが多く、ラモスのようにチームを絶望から救うような得点は多くない。同メディアはラモスのゴールはベンゼマより2倍ほど価値があるとまで伝えているが、終盤に期待できるのはベンゼマではなくラモスか。

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