昨季の奇跡のプレミアリーグ制覇から一転、今季のレスター・シティは残留争いをする位置にまで落ちてしまった。降格という可能性もゼロではなく、昨季とは違った緊張感がある。では、レスターは昨季からどう変わってしまったのか。
英『The Times』によると、日本代表FW岡崎慎司はフランス代表MFエンゴロ・カンテの退団が大きかったと考えている。カンテは中盤でタックル、インターセプトを繰り返し、尋常ではない範囲をカバーしていた。岡崎はチームが苦戦している理由について問われると、「カンテです」と返答。カンテを中心に構成されていた中盤の守備が崩れたことこそ苦戦の原因だと考えているようだ。
「カンテの退団は本当に大きかったですね。カンテ個人がというだけじゃなくて、彼が去ったことでチームも新たなシステムに適応する必要があったので。チームは土台を変えなければいけなかったですし、まだベストな戦い方を探しています」
英『Squawka』も昨季タックル125回、インターセプト156回を記録したカンテが抜けたのは大きすぎると伝えている。この数字は昨季どちらも欧州五大リーグでは最多の数字で、今レスターの守備がボロボロになっているのは当然のことなのかもしれない。