「オレは金より情熱。他の選手は情熱より金」 ローマ一筋のプリンスがユーヴェ移籍のイグアインを批判

ライバルへの移籍に疑問

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ローマへの愛を貫くトッティ photo/Getty Images

9000万ユーロもの移籍金でナポリからユヴェントスに移籍したFWゴンサロ・イグアインは、やはりナポリへの愛がなかったのかもしれない。

現代のサッカー選手に心が欠けていると感じているのが、ローマの象徴であるFWフランチェスコ・トッティだ。伊『 Gazzetta dello Sport』によると、トッティは現代の選手が情熱よりも金を求めて動いていると批判。今季でローマ25年目を迎える自身とは考え方に違いがあると語った。

「現代のサッカー選手はまるで遊牧民だ。心ではなく、金を追って出て行く。そこがオレと他の選手との違いかもしれないね。もしオレが金のことだけを考えていたなら、10年前にはローマを出ていただろうさ。俺にとっては金よりも情熱なんだ。他の選手はトロフィーと金を得るために出て行く。情熱よりも金なんだ」
イグアインの移籍に続き、今夏はユヴェントスMFポール・ポグバが高額な移籍金でマンチェスター・ユナイテッドに戻ることが噂されている。トッティはサッカー界が大きく変わったと感じており、その1つがお金だとも語っている。

トッティにとっては昨季優勝を争ったライバルへ移籍するなど考えられないことで、イグアインの決定には疑問を感じている。高額な移籍金が飛び交う市場も1つの楽しみではあるものの、1つのクラブに愛を貫く選手が減っているのは悲しいことだ。

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