超コワいけど超強い!? 伊紙が選ぶ悪童だらけの最恐ベストイレブン!

相手チームが震え上がるのは間違いない

ピッチ内で暴れ回る悪童は常に悪者にされがちだが、彼らは良くも悪くもサッカーという競技を盛り上げてきた存在だ。相手との接触を恐れない彼らの強いハートはチームに欠かせないもので、相手を恐怖に陥れてきた。伊『Gazzetta dello Sport』はそんな荒すぎる選手で組んだベストイレブンを紹介し、相手チームを恐怖させる最恐のチームを作成した。

GK:オリバー・カーン(元バイエルン)
DF:ペペ(レアル・マドリード)、ヤープ・スタム(元ミラン)、マルコ・マテラッツィ(元インテル)、パオロ・モンテーロ(元ユヴェントス)
MF:ナイジェル・デ・ヨング(LAギャラクシー)、ロイ・キーン(元マンチェスター・ユナイテッド)、ジェンナーロ・ガットゥーゾ(元ミラン)
FW:ジエゴ・コスタ(チェルシー)、ルイス・スアレス(バルセロナ)、エリック・カントナ(元マンチェスター・ユナイテッド)

今回選ばれた11人はただ荒いだけでなく、確かな実力を兼ね備えた名選手ばかりだ。ペペやマテラッツィも暴力性に注目が集まりがちだが、センターバックとして非常に高い能力を備えている。モンテーロはセリエAで最多退場記録と不名誉な記録を持つものの、1対1の強さは確かだ。
中盤は特に恐ろしい。2010ワールドカップでスペイン代表シャビ・アロンソの胸に蹴りを入れるなど、激しいプレイが特徴のデ・ヨング、自分に大怪我を負わせたアルフ・インゲ・ハーランドに強烈な報復タックルを喰らわせたロイ・キーン、試合中に何度も相手選手と掴み合いをし、闘犬という名がふさわしいガットゥーゾと荒くれ者が集まっている。少々展開力には欠けるかもしれないが、相手のアタッカーにはほとんど自由を与えない はずだ。

前線にはワールドカップでの噛み付き事件も記憶に新しいスアレス、相手選手を退場に追い込む計算高いジエゴ・コスタ、相手サポーターにカンフーキックを喰らわせたカントナと、かなり個性的な3人が揃った。3人とも別々の特徴を持っており、得点力も確かだ。スアレスやコスタのダイブなど、彼らのずる賢さにも注意する必要があるだろう。

こんなチームが実際に存在すれば非常に面白く、相手チームは恐怖を感じながらプレイすることになるだろう。試合終了まで11人がピッチに残っている可能性は限りなく低いが、こんなチームがあってもいいかもしれない。

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