タイトル獲得でも解任を予期するペジェグリーニ「タイトルを獲得してクビになる道を選ぶ」

ペジェグリーニは不運な指揮官か

マンチェスター・シティを率いるマヌエル・ペジェグリーニは、どこか可哀想な指揮官だ。マンCをリーグ制覇に導いたこともあり、サッカーの内容も決して悪くない。これまでチャンピオンズリーグでは振るわなかったが、マンCの発展に大きく貢献したと言える。しかし現在マンCはバイエルンを率いるジョゼップ・グアルディオラの到着を待ちわびており、ペジェグリーニは結果にかかわらず今季限りで退任することとなるだろう。

英『デイリー・ミラー』によると、ペジェグリーニも自身がタイトルを獲得しようと解任されることを予想しており、クラブのオーナーにはその権利があると語っている。

「私はタイトルが無くとも新たな契約を結んで5年間残るより、タイトルを獲得して1年でクビを切られる道を選ぶよ。監督としてタイトルを獲得することは重要なんだ。なぜなら、それが私の仕事だからね。オーナーにはそれを選ぶ権利がある。タイトルを獲得しようと獲得しまいとね」
ペジェグリーニはレアル・マドリードでも自身の後任にジョゼ・モウリーニョが就き、今回はグアルディオラが就くことになるだろう。現代サッカー界でも1,2を争う最高の指揮官と言われる人物に追い出されるような格好となり、少々不運な指揮官かもしれない。ペジェグリーニはマンC最後のシーズンにタイトルを獲得できるのだろうか。

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