[日本代表]代表復帰の金崎が強烈ボレー弾! 日本がシンガポールに3発快勝

前半で勝負あり

12日に行われたロシアW杯アジア2次予選で日本代表とシンガポール代表が対戦した。

日本は6月に行われたホームでの対戦で攻め込みながらも決定打に欠け、スコアレスで試合を終えた。アウェーでのこの試合では[4-2-3-1]の布陣でスタートし、1トップには5年ぶりの代表復帰を果たした金崎夢生が入り、2列目は右から本田圭佑、清武弘嗣、武藤嘉紀の並びとなった。シンガポールは前回の対戦でファインセーブを連発したGKイズワン・マブフドが先発している。

序盤からボールを支配した日本。6分、左サイドでボールを持った武藤がゴール前にボールを送ると、ファーサイドで本田が合わせた。このシュートはGKマブフドが触り、詰めていた金崎もあとわずかで触ることができない。
トップ下で先発した清武は所属するハノーファーで見せているキック精度をこの試合でも見せた。15分、清武の放ったFKをCBの森重真人がファーで合わせて落とすと、これを本田がシュート。しかしこれもGKマフブドが防ぎ切ってみせた。

スコアが動いたのは20分。武藤がゴール前で相手DFとの空中戦を制してボールを落とすと、これに金崎が反応。胸トラップでボールをコントロールし、その流れから左足を素早く振りぬいた。この強烈なボレーシュートが決まり、日本が先制に成功する。

幸先よく先制した日本はそのわずか6分後にも追加点を挙げる。スピードに乗ったショートカウンターから清武、武藤と繋ぎ、最後は本田がフィニッシュ。早い時間帯でリードを2点に広げ、前半を終えた。

後半も日本はゴールに迫る。67分には本田のクロスから武藤がボレーシュートを放ったが、これはGKマブフドの正面となった。このプレイの後日本は武藤に代えて宇佐美貴史、清武に代えて香川真司を投入した。
試合を通してほとんどチャンスを作れなかったシンガポールだが、サイド攻撃から決定機を得た。71分、右サイドからクロスが上がると、ゴール前に顔を出したアブ・スヤドが頭で合わせた。しかし、このチャンスも決めることはできない。

後半から入った宇佐美は得意のドリブルやシュートを随所で見せ、ゴールにも絡んだ。終了間際の87分、宇佐美の放ったミドルシュートがDF吉田麻也の足に当たり、そのままゴールイン。試合はこのまま日本が3-0で快勝を収めた。

この結果、日本はシリアを抜いてグループ首位に立った。日本は17日にカンボジア代表と対戦する。
[日本代表先発メンバー]

GK:西川周作
DF:酒井宏樹、吉田麻也、森重真人、長友佑都
MF:長谷部誠、柏木陽介、清武弘嗣(→香川真司 74)
FW:本田圭佑(→原口元気 81)、武藤嘉紀(→宇佐美貴史 68)、金崎夢生

[スコア]

シンガポール 0-3 日本

[得点者]

日本:金崎(20)、本田(26)、吉田(87)

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