元ウルグアイ代表エディンソン・カバーニが引退!? ナゾの噂がSNSで拡散

ボカに所属しているカバーニ Photo/Getty Images

“エル・マタドール”は引退しない

28日、ボカ・ジュニアーズの元ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニが引退を発表したという話がSNSをかけめぐった。

信じた人もいたようだが、これはちょっとしたジョークだった。ラテンアメリカでは12月28日は「Dia de los Santos Inocentes(無垢の日)」といい、フェイクニュースやドッキリがさかんに行われる、いわゆるエイプリルフールのような日となる。今年流行ったネタがカバーニだったというわけだ。

ボカのファンアカウント「Analytics Boca」は、ごていねいにカバーニがSNSに投稿した偽の声明まで作って発表している。「サッカー界、本当にありがとう! あなたは私を形づくり、挑戦させ、倒れても立ち上がること、そしてその道のりの一歩一歩を大切にすることを教えてくれました。子供の頃には不可能に思えた夢を実現させ、ピッチ内外で素晴らしい人々に会う機会を与えてくれました。私は静かに去ります。すべてのトレーニングとすべての試合に全力を尽くしてきたという確信とともに。失敗も成功もありましたが、私に多くのことを与えてくれたこの職業に常に敬意を抱いています。エディ」。

仏『RMC Sports』は、「ボカのファンはすぐに見破ったが、特にヨーロッパのファンは簡単に騙された。様々なソーシャルメディアのニュースアカウントもエサに食いつき、カバーニの偽の引退話を拡散した」と報じている。

怪我が続き、24試合でわずか5ゴールにとどまったカバーニ。ボカで苦戦しているが、まだ引退を発表したわけではない。“エル・マタドール”の挑戦に、これからも期待したい。

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