マンUがあっさりとカレーラスを手放したのは間違いだった? 今ではレアル左SB1番手に「欠けていたのは若手に投資する勇気だ」

レアルでプレイするカレーラス photo/Getty Images

マンUはベンフィカへ手放した

今夏にベンフィカからレアル・マドリードへと移籍し、左サイドバックのポジションを確保している22歳のDFアルバロ・カレーラス。

カレーラスはレアルのアカデミーに在籍していた期間があるが、2020年にはそのレアルからマンチェスター・ユナイテッドへと移籍。そこから4年間はマンUに所属してきた。

しかしマンUでポジション確保とはならず、マンUからプレストン、グラナダ、ベンフィカとレンタル移籍し、昨夏には1430万ユーロでベンフィカに完全移籍している。

結果論ではあるが、今の活躍ぶりを見ればマンUがあっさり手放したのは失敗だったかもしれない。スペイン『MARCA』によると、2017年から7年間マンUでスカウトを務めてきたピオトル・サドフスキ氏もマンUの間違いだったと指摘する。

「カレーラスは2020年に16歳くらいでユナイテッドへやってきた。彼は非常に勤勉で野心的な若者で、言語もすぐに習得した。彼とは個人的にも会ったことがあるし、よく知っているよ。当初ユナイテッドでの彼のキャリアは順調だった。プレストンにレンタル移籍し、そこで高い評価を得ていたんだ。しかしユナイテッドは彼を見捨て、低い移籍金でベンフィカに売却してしまった」

「彼はワールドクラスの選手だよ。世界屈指の左サイドバックになっていく可能性が非常に高い。彼を放出したのはユナイテッドにとって大きな間違いだったよ。ユナイテッドに欠けていたのは、若手に投資する勇気だ」

カレーラスならば、今のマンU指揮官ルベン・アモリムが採用する[3-4-2-1]の左ウイングバックにもフィットしたかもしれない。



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