青木真也 vs 手塚裕之、舌戦勃発 手塚が引退勧告の感謝状朗読“ぶちのめして花道を送る”【ONE173】

有明アリーナで開催されるONE173 photo/Getty Images

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日本のMMAを牽引する2人の対決

ONEチャンピオンシップは12日、16日に有明アリーナで開催される「ONE173」の直前記者会見を実施。ライト級MMAの対戦カードに組まれた青木真也と手塚裕之が、会見に出席し互いにこの戦いの注目度を高めるトラッシュトークを炸裂させた。

まず青木は会見でいつもの青木節を披露。「(前回のONE172で)終わりたかったんだけどね。続いちゃいましたね。何を見せたいか? 見せたいものがないです。やりたいこともないです。やる意味もないと思います。そういうものをちゃんと表現できたらなと思います」と意気込みを語らないという周囲の意表をつく言葉を並べた。

それに対し、手塚はこれまで青木との対戦を希望してきたが叶わなかった経緯がありようやく実現。会見後のフェイスオフでは、血気盛んに前に出て対戦相手に圧力をかけたが、青木は距離を取りながら対応した。
その後、手塚は個別の囲み取材に応じ、青木との一戦について強い意気込みを示した。手塚は「彼にとって僕と試合することはすごいリスクがある。すごいリスクがある試合を受けてくれたということに感謝の気持ちを込めて、ぶちのめしたいなと思う。彼はしっかり仕上げて来ると思う。殺しに来ると思うので、僕も殺しに行く」と抱負を述べた。

さらに手塚は、会見で読むために用意した手紙を朗読。「感謝状。青木真也殿。あなたはこれまで総合格闘技の看板を背負うと言いながら、勝っても負けても説教をたれ、解説席では詭弁を振りまき、SNSでは誰よりも元気に炎上を仕掛けてまいりました。秋山成勲との試合では、見事に相手を輝かせる踏み台役を果たし、名勝負製造機として格闘史に名を刻まれました。また、自演乙選手に敗れた際にリングで粗相をしたというガセネタまで語り継がれるあたり、あなたのキャラクターの濃さとプライドの高さを物語っております。このように勝っても負けても記憶に残り、試合よりもマイクと話題性で格闘技に貢献してきた功績は、多くの観客に強烈な印象を与えてきました。つきましては、今回の私との試合をもって、その長きに渡る青木真也劇場を花々しく締めくくり、格闘技界を卒業していただきたいと思います。 ここに、その苦労と矛盾と炎上のすべてに感謝の意を表し、花道を送ります」と挑発した。

果たして両者の戦いはどのような展開となるのか注目だ。

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