F1への登竜門を駆け上がる! レッドブル育成のツォロフがカンポス・レーシングからF2昇格決定

2026年にF2にステップアップ Photo/Getty Images

ドライバー交代

2025年シーズン終盤戦を前に、ジュニアドライバーのニコラ・ツォロフを2026年シーズンにF2へ昇格させるという異例の決定を下した。

スペイン人ドライバーのペペ・マルティに代わり、ブルガリア出身の若手であるツォロフを起用することを決定した。これは、マルティが来シーズン、クプラ・キロのフォーミュラEチームへ移籍することに伴い、ツォロフに経験を積ませるというレッドブルの狙いがある。

18歳のツォロフは、輝かしいFIA F3での実績を引っ提げてF2へステップアップする。今季は史上最多となる5勝を挙げ、そのうち2勝はカンポス・レーシングでのもの。さらに4度の表彰台を重ね、ドライバーズ選手権で堂々の2位に輝いた。

ツォロフは今回の抜擢について「カンポス・レーシングとレッドブルの信頼に感謝している」と語り「2026年に向けて貴重な経験を積むことを楽しみにしている」と意気込みを見せた。レッドブルがF1とF2の両方でドライバーラインナップを巡る激しい動きを見せる中、この若きドライバーのデビュー戦でのパフォーマンスは、レッドブルの将来の構図を占う上で重要な試金石となるだろう。

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