7500万ユーロを投じた大博打だったのか 出場機会激減のシティFWに募る疑念「どう貢献していくのか、まだ分からない」

マンチェスター・シティのマルムシュ photo/Getty Images

メガクラブの壁

マンチェスター・シティのFWオマール・マルムシュが、出場機会の激減という困難な局面に直面している。昨シーズンは目覚ましい活躍を見せたにもかかわらず、シティでは重要な試合でベンチを温める時間が長くなっている。『El Balad』が報じている。

マルムシュは、直近のチャンピオンズリーグ・ドルトムント戦やプレミアリーグ・リヴァプール戦でもベンチスタートとなった。フィル・フォーデンやアーリング・ハーランドが躍動する一方で、今季は彼の持つ潜在能力は十分に発揮されていない印象である。プレミアリーグでは依然としてノーゴール、1アシストにとどまっており、結果面でも物足りなさが残る。

同選手の苦境は、シティの層の厚さを如実に示している。メガクラブであるがゆえに、マルムシュのような才能ある選手でさえ、レギュラーを奪うのは容易ではない。

高額な投資に見合う活躍を期待されるマルムシュだが、昨季の勢いとは対照的に、現在の状況については「どう貢献していくのかはまだ分からない」と同紙は指摘している。今後は、シティに残ってポジション争いを続けるのか、それとも出場機会を求めて新天地を探すのか。その決断が、彼のキャリアを大きく左右することになりそうだ。

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