こんな大雪の中でもサッカーは成立するのか ピッチが真っ白な状態で行われたカナダのリーグ優勝決定戦で生まれたバイシクル弾に注目集まる

ゴールを喜ぶアトレティコ・オタワの選手たち photo/アトレティコ・オタワのInstagramより

ある意味サッカー史に残る厳しいゲームだったかも

こんな豪雪の中でサッカーのゲームは成立するのだろうか。先週とんでもない雪の中でリーグ優勝を懸けて戦っていたのは、カナダ国内リーグのアトレティコ・オタワとカーヴァリーFCだ。

カナダ国内のカナディアン・プレミアリーグはレギュラーシーズン終了後に優勝決定プレイオフを戦うレギュレーションとなっており、リーグを2位で終えていたアトレティコ・オタワと3位で終えていたカーヴァリーがプレイオフを勝ち抜き、9日にファイナルで激突した。

しかし天候はとんでもない雪。ピッチ全面が真っ白でラインも分からないような状態となり、何度か除雪作業を挟みながら両チームは延長戦含む120分間を戦い抜いた。

最終的に2-1で勝利したのはアトレティコ・オタワだったが、このゲームでは雪以外にも注目を集めるシーンがあった。それがアトレティコ・オタワの同点弾となったMFダビド・ロドリゲスのバイシクル弾だ。

前半40分、コーナーキックの流れからペナルティエリア内でボールが弾むと、ロドリゲスは迷わずバイシクルシュート。これがゴール左上隅に決まり、チームは1-1の同点に追いついた。延長戦でもロドリゲスが決勝ゴールを決めていて、アトレティコ・オタワにタイトルをもたらした。

TDプレイス・スタジアムで行われたこの一戦には1万3000人のファンが詰めかけていたが、この天候はファンにとっても厳しいものだったに違いない。除雪作業も含めれば3時間近くもかかっていて、天候的には史上最も厳しいゲームの1つだったと言えるだろう。



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