アモリム解任囁かれる中、浮上するマンU次期指揮官候補5名 監督交代はまたも起こるのか

窮地に立たされるアモリム監督 Photo/Getty Images

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アモリムへの信頼は揺らぐ

プレミアリーグ第6節、マンチェスター・ユナイテッドはブレントフォードとアウェイで対戦。1-3とまたも敗れた。前半に2点を先行され、新ストライカーのベンヤミン・シェシュコの初ゴールも勝利に結びつけることができなかった。

これで2勝1分3敗、14位に沈むマンU。今季も問題が解決されているようには見えず、前節チェルシー戦の勝利でやや沈静化したかと思われたルベン・アモリム監督の解任論は再燃している。次期指揮官にはさまざまな名前が挙がっている。

以前から噂にあった元イングランド代表指揮官ガレス・サウスゲイト、元バルセロナ指揮官シャビ・エルナンデスのほか、『THE Sun』は候補3名を選出したと報じた。クリスタル・パレス指揮官オリバー・グラスナー、ボーンマス指揮官アンドニ・イラオラ、ブライトン指揮官ファビアン・ヒュルツェラーだ。
グラスナーは現在率いるクリスタル・パレスを今季唯一の無敗チームとしており、緻密な組織を構築することで結果を出してきた指揮官だ。パレスとの現行契約は来夏までとなっており、去就が注目されている。

イラオラも昨季ボーンマスを9位に導いたことで評価を上げる指揮官だ。激しいプレッシングと素早い切り替えでチームに規律を植え付けている。グラスナーと同じく2026年夏に契約が終了することも噂に拍車をかける。ブライトンのヒュルツェラーは新進気鋭の若手で、丁寧なビルドアップデザインと相手によって対応を変えることができる柔軟性が特長の戦術家だ。

一方でマンU首脳陣は現在のところアモリムを信頼し、擁護する姿勢を示しており、こういった噂をかき消そうとしているように見える。しかしスケジュールを見ると10月にはリヴァプール、ブライトン、11月に入ればノッティンガム・フォレストやトッテナムとの試合が待っており、これら難敵との試合結果次第でアモリム解任が加速することも十分に考えられる。

毎週のように取り沙汰されるアモリム解任論。鎮めるには勝利を重ねるしかないが、現状の戦いぶりでは望み薄といえる。またも指揮官交代は起きてしまうのだろうか。


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