数字だけを見れば2022-23シーズンがピーク 悩めるロドリゴ・ゴエスがレアルで主役になる時は来なかった

レアルでプレイするロドリゴ photo/Getty Images

主役はヴィニシウス、ムバッペだ

レアル・マドリードで本格的に主力となった2021-22シーズンあたりから、ブラジル代表FWロドリゴ・ゴエスは難しい立ち位置にいたと言える。

左ウイングの方が持ち味を発揮できるかもしれないが、レアルでは同じブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールがいた。左サイドはヴィニシウスの主戦場であり、ロドリゴは右ウイングに活路を見い出すしかなかった。チームの主戦力ではあるものの、どこか主役になりきれないキャリアだったと言えるかもしれない。

それに加えて昨夏にはFWキリアン・ムバッペまで加入。そこにMFジュード・ベリンガムを加えた『BMV』なる攻撃ユニットが話題となり、ロドリゴはこのユニットから名前が外れている。

ここぞの場面では力を発揮してきたが、数字だけを見るとロドリゴのピークは2022-23シーズンの19ゴールだ。そこから2023-24シーズンは17ゴール、昨季は14ゴールと、数字だけを見ると落ちている。

今夏には頻繁に移籍の話題が出ていて、スペイン『SPORT』は昨季がレアルで最も厳しい1年になってしまったとロドリゴの現状を嘆く。

マンチェスター・シティからの関心も噂されるが、主役になるにはレアルを離れるべきなのかもしれない。



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