赤い悪魔のストライカーがミラン移籍に前向き 期待の新戦力加入で立場後退か

マンチェスター・ユナイテッドに所属するホイルンド photo/Getty images

去就は決定的な状況に

マンチェスター・ユナイテッドのラスムス・ホイルンドが、ACミランへの移籍に前向きな姿勢を示していることが分かった。ミランはマッシミリアーノ・アッレグリ監督の復帰後、チーム再建を進めており、昨季8位で欧州大会出場権を逃した中、前線補強に動いている。『Manchester Evening News』が伝えている。

ユナイテッドはホイルンドの評価額を約3000万ポンドとし、ミラン側はローン移籍を希望。ホイルンドは契約残り3年だが、クラブは新ストライカー補強を前提に放出の可能性を探っていた。8月に入るとRBライプツィヒから7362万ポンドでベンジャミン・シェシュコを獲得し、フィオレンティーナとのプレシーズンマッチ前に本拠地でお披露目している。

シェシュコ加入後、ホイルンドは1-1で引き分けた同試合で今夏のプレシーズン初の欠場。ルベン・アモリム監督はメイソン・マウントを1トップ起用し、6日前のエヴァートン戦ではマテウス・クーニャを最前線に置いた。同紙は、シェシュコ獲得が決まればホイルンドは退団せざるを得ないとの関係者証言を伝えている。

デンマーク代表としても直近16試合で1得点と不振が続き、リトアニア戦ではベンチスタート。2026年W杯に向け出場機会確保の必要性が増す中、ユナイテッド加入からわずか2年で岐路に立たされている。

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