PSGのハキミ、受賞の可能性残すバロンドールに本音をポロリ 「私が今年達成した成績は普通のDFの成績ではない。ストライカーよりも値する」

素晴らしい1年を過ごしたハキミ photo/Getty Images

候補者30名に名を連ねる

パリ・サンジェルマンでプレイするモロッコ代表DFアクラフ・ハキミ(26)は受賞の可能性があるバロンドールについて本音を漏らした。

悲願のCL優勝だけではなく、リーグ・アン4連覇など昨シーズン圧巻の強さを誇ったパリ。そんなパリではウスマン・デンベレ、クヴィチャ・クワラツヘリア、デジレ・ドゥエ、ヴィティーニャといった選手らが注目を集めていたが、忘れてはいけない活躍をしたのがハキミだ。

ハキミは不動の右サイドバックとして君臨し、昨シーズンはなんと公式戦55試合に出場し11ゴール16アシストを記録。本職の守備だけではなく、攻撃でも脅威になった同選手はサイドバックとは思えない圧巻の成績を残した。

そんなハキミは現地時間の7日に発表された2025年男子のバロンドール候補者30名にも名を連ねているが、スペイン『MARCA』にて「自分も受賞に値する」と語った。

「バロンドール候補に挙がったことは夢のようだ。もしチャンスがあるなら、自分も受賞に値すると思っている。私が過ごしたこのシーズンは歴史的なもので、ディフェンダーとして準々決勝、準決勝、決勝で得点を挙げた選手はそれほど多くない」

「人々はよく私を攻撃的な選手だと思っているが、私は4バックのディフェンダーで、もっと複雑な役割を担っている。私が今年達成した成績は普通のディフェンダーの成績ではない。ディフェンダーがあれだけの成績を残したなら、ストライカーよりもその評価に値すると思う」

前回こそ中盤のロドリが受賞したが、一般的に攻撃的選手の受賞が多いバロンドール。ディフェンダーとして最後にバロンドールを獲得したのは2006年のファビオ・カンナバーロ氏だ。

同じパリのデンベレが最有力候補と考えられているが、9月22日に発表される2025年バロンドール受賞者は誰になるのか、楽しみだ。

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