グラニト・ジャカの移籍にレヴァークーゼン指揮官は断固反対の方針 「放出するにはあまりにも重要な存在」

レヴァークーゼンのグラニト・ジャカ photo/Getty Images

続きを見る

複数のクラブが獲得に興味

レヴァークーゼンの新指揮官に就任したエリック・テン・ハフ監督が同クラブのグラニト・ジャカの去就について言及し、移籍を認めない方針であることを明言した。

ジャカは2023年7月にアーセナルから5年契約でレヴァークーゼンに加入。すぐさま攻守にわたって牽引するリーダーとなり、2023-24シーズンでのレヴァークーゼンの国内二冠(ブンデスリーガ、DFBポカール)に大きく貢献した。レヴァークーゼンの中盤にはロベルト・アンドリッヒ、エセキエル・パラシオス、アレイクス・ガルシアといった実力者が揃っているものの、ジャカの存在感は彼らと比べても抜きん出ている。

しかし、ジャカについてはサンダーランドやフェネルバフチェが獲得に乗り出しているとされ、ヨナタン・ター、ジェレミー・フリンポン、そしてフロリアン・ヴィルツに続く主力選手流出の可能性が取り沙汰されている。
こうした中、ドイツ紙『Bild』の取材に応じたテン・ハフ監督は、「このクラブは既に3人の重要な選手を放出した。我々がこれ以上選手を放出することはないだろう。それは不可能だ。それはチームの構造や文化をも傷つけることになる」と語り、さらに以下のように続けた。

「ジャカは我々にとって放出するにはあまりにも重要な存在だ。もしも彼が出て行けば、チームの牽引役というテーマについてのクオリティが著しく低下する」

レヴァークーゼンでスポーツディレクターを務めているシモン・ロルフェス氏は現地メディアの取材に対して「移籍はウィンウィンの状況でなければならない」とジャカの去就についてコメントし、条件次第で交渉に応じる姿勢を示していたが、現場の責任者であるテン・ハフ監督はジャカ抜きで新チームを構築することはできないという意見のようだ。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.307 世界神童列伝

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ