46歳レジェンド、パッキャオ「勝ったと思った」 抜群のキレで王者バリオスと渡りあった復帰戦は惜しくもドロー

元世界6階級制覇のマニー・パッキャオ photo/Getty Images 

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見事な戦いを披露したパッキャオ

ボクシング殿堂入りしている元世界6階級制覇のマニー・パッキャオの現役復帰戦が日本時間20日に、米ネバダ州ラスベガス・MGMグランドガーデン・アリーナで行われた。

46歳のレジェンドが、3年11カ月ぶりに復帰。しかも相手は2階級制覇王者でWBC世界ウエルター級王者マリオ・バリオスに挑戦した。

試合はブランクを感じさせないパッキャオのキレと独特の間合いから繰り出されるコンビネーションが光った。8回には王者に対し、連打をまとめるなど会場を沸かせるシーンを何度も作り、終始一進一退の打撃戦を展開した。惜しくも判定では115-113でジャッジ一人がバリオスを支持したが、残る2人は114-114。0-1の判定で引き分けに終わった。
規定によりバリオスが3度目の防衛に成功。パッキャオ自身が持つ同級最年長王座奪取記録40歳215日を更新することはできなかった。

試合後にパッキャオは「勝ったと思ったよ。倒してやろうと思ったができなかった」と語ったが「バリオスは素晴らしいファイターだ」と王者を称える言葉も口にした。

パッキャオはこの試合でキャリアに終止符を打つとも噂されていたが、今後の彼の動向が気になるところだ。

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