41歳の今もペルーサッカー界のレジェンドは走り続ける アリアンツ・リマで戦うストライカーに現役を退く考えなし

長くペルー代表でプレイしてきたゲレーロ photo/Getty Images

現在はアリアンツ・リマで活躍中

2026ワールドカップ・南米予選では全体9位と苦しい位置にあるペルー代表。その前線で今予選も体を張り続けてきたのが41歳のFWパオロ・ゲレーロだ。

バイエルンやハンブルガーSVなどドイツでも結果を出してきたゲレーロはペルーサッカー界の英雄であり、これまで代表では通算129試合で41ゴールを挙げてきた。この出場数と得点数はどちらも同国代表最多である。

独『Sport Bild』もそのキャリアを絶賛する。現在は若手時代を過ごしたペルーのアリアンツ・リマに在籍しているが、41歳ながら今年はリーグ戦13試合で7ゴールと驚異的な結果を残している。

クラブとの契約は今年末までとなっているが、同メディアはゲレーロがまだ現役引退を考えていないと伝えている。今の数字を考えれば、スパイクを脱ぐ理由はないだろう。

『Transfermarkt』のジェルソン・ロメロ氏は「彼はアリアンツの育成システムから出てきた中で最も成功した選手だ。年齢に関係なくリーダーシップ、得点力、献身的なプレイを続けていて、クラブで最も重要なストライカーとなっている」と影響力を絶賛する。

バイエルンでプレイしていた時期から考えれば、ゲレーロがこれほど長く現役を続けるとは予想外だっただろう。ペルー代表は2018年に1982年大会以来となるワールドカップ出場を果たしたが、それもゲレーロがいたからだ。ペルーサッカー界にとっての生ける伝説と言えよう。

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