献身性とプロ意識が足りない? モウリーニョがユナイテッドWGを合意寸前で拒否か

昨季はチェルシーでプレイしたサンチョ Photo/Getty Images

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マンUは放出先見つけられず

マンチェスター・ユナイテッドがジェイドン・サンチョの放出を模索する中、その去就は依然として不透明なままである。クラブ側はプレシーズン開始前の売却を目指しているが、25歳のウインガーは現在の市場において極めて扱いが難しい存在となっている。

サンチョは過去2シーズンにわたり、ボルシア・ドルトムントとチェルシーでのローン移籍を経験したものの、いずれのクラブも完全移籍には踏み切らなかった。特にチェルシーは2500万ポンドの買い取りオプションを保有していたが、高額な給与負担を理由に500万ポンドを支払い契約義務を撤回。サンチョの要求する週給30万ポンドが障害となった。

ルベン・アモリム体制の下、ユナイテッドはサンチョ放出をクラブ方針として掲げているが、移籍市場では需要と条件が噛み合わず苦戦を強いられている。
これまでにナポリ、ユヴェントス、フェネルバフチェが関心を示したが、いずれの交渉も給与問題により停滞。中でも、元ユナイテッド監督ジョゼ・モウリーニョが率いるフェネルバフチェは金銭面で合意寸前まで迫っていたが、サンチョの献身性とプロ意識に懸念を示したため、最終的な進展は見られていない。

サンチョの価値は依然として高く評価される一方で、現実的な移籍実現には困難が伴っており、このままプレシーズン開幕を迎える可能性も浮上している。

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