超一流GKの獲得をめざすチェルシー メニャン獲得を断念しバルセロナのテア・シュテーゲンに接触

バルセロナのテア・シュテーゲン photo/Getty Images

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バルセロナとドイツの守護神

現所属のロベルト・サンチェスやケパ・アリサバラガのパフォーマンスに満足していないチェルシーの首脳陣は、即戦力となるゴールキーパーの獲得を今年夏の移籍市場で狙っている。ターゲットにしているのは、かつてチェルシーのゴールマウスを守っていたペトル・チェフやティボー・クルトワ(現レアル・マドリード)と並ぶような世界的なゴールキーパーだ。

最近までのチェルシー首脳陣の本命はACミランのマイク・メニャンだった。この抜群のシュートストップ能力に加えて高い足元の技術を兼ね備えたフランス代表の守護神が加入すれば、ゴールキーパーに関する問題は一気に解決しただろう。

しかし、FIFAクラブワールドカップ2025が開幕するまでの間にミランとの間で移籍の可能性を探っていたが交渉成立には至らず、結局チェルシーはメニャンの獲得から手を引くことになったようだ。
こうした中、イギリスメディア『CaughtOffside』はバルセロナのマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンが新たな獲得候補としてリストアップされ、既に同選手の代理人に対してチェルシー側の関係者が移籍条件の確認などのために接触を果たしたと伝えている。バルセロナに対して正式なオファーを提示するまでには至っていないものの、今後しばらくテア・シュテーゲンの状況を注視する方針であるという。

バルセロナで長年にわたって正ゴールキーパーとして活躍してきたテア・シュテーゲンだが、昨年9月に右膝の膝蓋腱を断裂。これによって長期離脱を強いられている間にヴォイチェフ・シュチェスニーにレギュラーポジションを奪われ、さらに今月にはエスパニョールからジョアン・ガルシアの加入が決まったことでチーム内で居場所を失いつつあることから移籍の可能性が取り沙汰されている。

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