左SBの補強を急ぐレアル・マドリード 新指揮官の古巣レヴァークーゼンのグリマルドをリストアップか

レヴァークーゼンのアレハンドロ・グリマルド photo/Getty Images

本命をめぐる交渉が難航

ボーンマスからディーン・ハイセンを獲得し、リヴァプールを退団したトレント・アレクサンダー・アーノルドもフリー移籍で迎え入れるなどディフェンスラインの補強を進めているレアル・マドリードだが、さらに左サイドバックの新戦力獲得も検討しているようだ。

その左サイドバックの補強について、目下レアル首脳陣の中での本命はベンフィカのアルバロ・カレーラスのようだ。ポルトガルの名門で不動の左サイドバックとして活躍し、バルセロナやマンチェスター・ユナイテッドも関心を示しているこの22歳のレフティーが加入すれば、レアルの左サイドが攻守両面で大幅に強化されることは間違いない。

しかし、スペイン紙『AS』など複数の現地メディアによれば、カレーラスをめぐるレアルとベンフィカの交渉は、難航しているという。ベンフィカが移籍金として5000万ユーロ(約84億円)を要求していることにレアルが難色を示し、交渉成立の目途は立っていないようだ。

こうしたことから、レアルの内部ではカレーラス獲得を断念してレヴァークーゼンのアレハンドロ・グリマルドにターゲットを変更すべきではないかという意見が出始めているとスペインメディア『Cadena SER』が報じている。

グリマルドもスペイン代表に名を連ねる実力者だが、ドイツメディア『Transfermarkt』によればその市場価値は3000万ユーロ(約50億円)。カレーラスよりも移籍金を安く抑えられる可能性が高い。また、レアルの新指揮官であるシャビ・アロンソ監督のもとで2シーズンにわたってプレイしていたことから、同監督のめざすスタイルを既に理解しているためチームにもすぐにフィットできるだろう。

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