男子の場合は“禁断の移籍”に なでしこジャパン10番がリヴァプール退団か

なでしこジャパンで10番を背負う長野 Photo/Getty Images

契約は今季限り

マンチェスター・ユナイテッドWFCが、リヴァプールFCウィメン所属の日本代表MF長野風花の獲得に関心を示している。『BBC』によれば、現行契約が今月末で満了となる長野にはリバプールから延長オファーが提示されているが、合意には至っていないという。

リヴァプールのクラブ関係者は5月時点で契約延長への楽観的な見通しを示していたが、ここに来てユナイテッドの動きが状況を複雑にしている。特に、2月にマット・ベアード前監督を解任して以降、リヴァプールは正式な後任監督を任命しておらず、この指揮官不在の混乱が移籍市場における意思決定の障害となっているようだ。

長野は2023年1月にリバプールへ加入。中盤の主力として定着し、WSLでも安定したプレイを続けてきた。だが、その去就はクラブの内部事情とも相まって不透明なままだ。

仮に移籍となれば、ユナイテッドでは同じ日本代表の宮澤ひなたと中盤で共演する可能性がある。ただし、ユナイテッド側は長野のほかにも複数の候補をリストアップしており、獲得が確定的な状況には至っていない。

日本代表としても欠かせない存在である長野だけに、その決断は今夏の女子移籍市場において注目を集めることになるだろう。

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