リヴァプールMFショボスライは加入目前ヴィルツとのポジション争いに闘志 「簡単に諦めるつもりはない」

リヴァプールのドミニク・ショボスライ photo/Getty Images

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超大物加入で不可避な序列の変化

今年夏の移籍市場で最大の注目銘柄だったレヴァークーゼンのフロリアン・ヴィルツは、バイエルン・ミュンヘンやマンチェスター・シティも獲得を熱望していた中でリヴァプールを新天地として選んだようだ。既にクラブ間交渉も大筋で合意に達し、近日中に同選手の移籍が正式に発表されると見られている。

リヴァプールへの入団がほぼ確実となったことで、現地メディアの関心は同クラブのアルネ・スロット監督がヴィルツをどのように起用するかということに移りつつある。

アタッキングサードでゴールに直結するラストパスを出せるだけでなく、自らゴールも奪えるヴィルツが最も得意とするのは2列目中央のポジションで、ドイツ代表やレヴァークーゼンでも主にこのポジションで起用されている。そのため、4-2-3-1システムを採用しているリヴァプールではトップ下に入る可能性が高く、その場合はドミニク・ショボスライとポジションを争うことになる。
こうした中、ショボスライがYouTubeチャンネル『Oghuncrew』に出演した際にヴィルツについて言及し、話題となっている。ショボスライはヴィルツとの間で起きるであろうポジション争いについて以下のように語っている。

「僕は自分のポジションを簡単に諦めるつもりはないよ。僕が思うに、彼もプレミアリーグの優勝チームに来るのが難しいチャレンジになることは理解しているはずだ」

「もちろん、1億5000万ユーロ(約251億円)ものお金を使って獲得した選手がベンチに座ることはないだろう。だから僕らは一緒にプレイできる方法を見つけ出す必要がある。僕らが一緒にやるのは無理だと周りが言うのであれば、もう少し待ってプレシーズンで何が起きるか見てみよう」

ショボスライはライプツィヒ時代にサイドでプレイしていたため、スロット監督は同選手を左サイドに置いてヴィルツにトップ下を任せると予想する現地メディアもあるが、果たして指揮官はどのような決断を下すのだろうか。

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